コラーゲン注射

コラーゲン注射というのは、コラーゲン（タンパク質で作られた薬剤）をお肌に注射すること。
加齢によって失われたコラーゲンの代わり、代用品の一つで、肌の土台としての役割を果たしたり、シワなどの溝に注射することで溝を埋めてシワを解消することが出来ます。コラーゲン成分はタンパク質ですのでアレルギーのリスクはありますが、事前にチェックできるので安全性は高いとお考えください。
目尻、目の下などの皮膚の薄い部分に適しており、ヒアルロン酸注射で補うことの出来ない部分に注射できるのが大きな特徴です。

コラーゲン注射の効果は、シワ。ちりめんジワの解消です。凹みを補填するようなボリュームの必要な治療には向いていませんが、皮膚の薄い目元のシワ、ちりめんジワなどには非常に有効です。
コラーゲン注射の吸収ですが、概ね半年程度で全て吸収されてしまいます。しかし、継続的な注射によってシワは改善できますし、ベビーセルと併用することで、肌を若返らせながら治療できるので非常にお勧めのエイジングケアです。

ヒアルロン酸注射とコラーゲン注射の違いですが、薬剤の性質の違いということだけではありません。ヒアルロン酸というのは水分保持能力に優れているため、肌に注射したヒアルロン酸の成分は水分を吸収することがあり、想定以上に膨らんでしまったり、不自然な仕上がりになることが想定されます。
しかし、コラーゲン注射はそういった事はありません。水分保持はほとんどありませんので、皮膚の浅い層や、もともと皮膚が薄いタイプの方などに適しているのです。特に目元周辺のシワ、ちりめんジワなどに非常に有効なのです。