肌の再生医療って危険じゃないの?

ベビーセル 再生医療の基礎

肌の再生医療

「ベビーセルによる肌再生」

肌の再生医療って危険じゃないの?
培養細胞癌化するって聞いたから怖いんです
誤った情報だけが錯綜している情報社会
肌の再生医療は安全であるということを知ってほしい

まず、明確にしなくてはいけないのが培養真皮線維芽細胞は癌化しません。
それは知っておいて下さい。線維芽細胞は非常に安全な細胞なのです。
ここで肌の再生医療で扱う細胞についてご説明します。
肌の再生医療として扱う細胞は主に「線維芽細胞」と「幹細胞」という細胞があります。ベビーセルは“線維芽細胞”です。これは幹細胞とは全く違います。

幹細胞というのは、これからどういった細胞に変わるかまだわからない、決定していない細胞(未分化細胞)です。ですので、線維芽細胞になるかもしれないし、神経細胞になるかもしれないといった細胞ですので明確にはわかりません。もちろん、癌化することは否定できません。ですが、勘違いして欲しくないのは幹細胞培養も危険ということではありません。研究者や培養施設というのはしっかりと細胞の状態をチェックしながら安全に細胞を培養しています。

話を線維芽細胞に戻しましょう。
ベビーセルで扱う細胞は「線維芽細胞」という細胞です。これは細胞終末分化細胞と言って細胞としては最終的な形の決まった細胞です。ですので、細胞培養を行なったとしても他の細胞に変化することはありません。単純に数を増やすことしかできないのです。
線維芽細胞は安全に培養で増殖させることができますし、危険なリスクを伴う問題というのも生じることはありません。

肌の再生医療の安全のために

線維芽細胞そのものは安全であるということは知っていただけたと思います。それでも不安を抱える方はお見えになるでしょう。知って頂きたいのは私たちがどうして細胞培養を他人任せにするのではなく、自らがすべて医師の管理下で培養するかということ。
それは絶対に安全であるという確証を得るには自分たちで常に細胞の品質・安全性を確認する必要があると考えているからです。真皮線維芽細胞は培養しても他の細胞に変わることはありませんが、線維芽細胞も分裂を繰り返すと劣化してしまいます。劣化というのは細胞そのものの老化と考えて下さい。いくら細胞を増やしたといっても老いた細胞を移植していたら、効果を導き出すことなんてできません。

大切なのは細胞の数だけではありません。細胞そのものの品質、状態というのが肌の再生医療にとって一番大切なのです。なので、私たちは細胞培養を他人任せにするのではなく、しっかりとした品質基準でみなさんの細胞を増やしています。
品質基準こそが、肌の再生医療のカナメとなりますし、私たちのクリニックを選んでいただいた患者さんへの責任と考えています。

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